
文章って本当に奥が深いです。
自分でわかりやすい記事を書いているつもりでも、読者の目線に立つと??だったり、回りくどかったり、主張がブレていたり・・・と。これまで5つのBlogで700記事ほど書いてきた僕ですが「自分の文章に自信があるか?」と言われるとNoです。
しかし、Blogを書き続ける中で、読みやすい記事の書き方はなんとなく型ができてきましたし、記事の品質を高めるためのコツもわかってきました。
今回は「記事の品質を高めるためのコツ」に焦点を当てて解説したいと思います。これからお伝えする内容を習慣化できると、確実に記事の品質が上がりますので、あなたの記事書きに落とし込んで下さいね^^
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記事の品質を高めるコツ:投稿後に自分の記事を読み返す
誤字脱字は正直シビアにみる必要は無いと考えています。直せるなら直した方が良いですが、それよりももっと注力して精査すべき点が多々あります。
それは、「読みやすい記事になっているか」を客観的に見ること。
文章の書き方などをしっかり学んでも、実際にそのセオリー通りに書けているかはじっくり目を通してみないとわからないんですよね。そのための「読み返し」なのです。
記事を書いた達成感で確認がおろそかになってしまう
僕自身にも当てはまるのですが、記事を書いた!という達成感で、文章チェックをせずに投稿しっぱなし、ということが多々ありました。
記事を書くと本当に疲れるんですよね。書きながら、読者目線になっているかな?この書き方で伝わるかな??と考えながら書くのですが、なかなか思い通りの構成になっていないことも多いのです。
700記事書いてきた僕ですら思い通りにならないのですから、これからBlogにチャレンジするあなたには当然高いハードルになります。
そこで、「見直す」という習慣化が本当に大切になります。Blog記事は書いて終わり、ではなく、書いてからがスタートですね。別記事で書きますが、Blog記事というのはメンテナンスして初めて長く読まれる記事になります。ですのでとりあえず投稿する→メンテナンスして読まれる記事に仕上げていく、というサイクルが肝要です。
できればスマホで読み返す
Blogはスマホで見られるケースが非常に多いので、読み返しもできればスマホでしてください。
PCでは読みやすくてもスマホでは段落や改行・文字サイズ・フォント等の関係で読みにくいということは多々あります。文章チェックでこの点を改善できるのはチャンスですので、スマホで確認していきましょう!
本来は投稿前に文章チェックすべきですが、スマホで投稿前のWordPress記事を確認するのは難しいので、投稿直後にチェックし、必要があれば修正しましょう。
投稿直後に修正を繰り返すと、Googleの評価があまりよろしくないと言われています。内容がコロコロ変わる記事は、安心してGoogleの検索結果に表示できませんからね。できれば連続修正は数回以内で収めたいところ。日を空ければ、気づいたときに修正しても大丈夫です。
読み返すポイント
僕が実践している「読み返すポイント」を下記に記します。結局”読者にやさしい記事になっているか?”という点を見ていますので、下記の点を血眼になって見る必要はありません。多少冗長な記事になっていても、読者に伝わるものがあれば、アクセスは上がっていきます。
文章に気持ちを乗せることが一番大切かと思います。
- わかりやすか
- 結論を早めに述べているか
- テーマがズレてしまっていないか
- 主張がブレていないか
- ターゲットがブレていないか
特に着目すべき点に関してピックアップして解説します。
わかりやすいか
わかりやすい文章。
これが書けたらどんなに良いでしょう。僕もこの点で苦しんでいますが、自分で読み返してわかりにくい文章は他人ならもっとわかりにくいもの。せめて自分で読んでもわかりやすい!と思える記事を心がけましょう。
記事に書いてある内容を、何も知らない人が読んだらどう思うか?
そんな観点で記事をチェックします。
わかりやすい文章は「文章が長ったらしくない」「専門用語を連発しない」「不安定な表現をしない(「だと思います」の連発など)」など、ちょっとしたことに注意するだけで随分印象がかわります。
言葉だけでこちらの思いを伝えるわけですが、この辺りは音楽同様「テクニック」が必要になります。少しずつ少しずつ身に着けていきましょうね。
結論を早めに述べているか
日本人の書く文章の特徴だそうですが、「結論を最後に持ってくる」文章が非常に多いようです。このような文章、時間が惜しい現代人にとっては非常にイライラします。
ネット検索でサクっと知りたいのに、Blog記事のどこに自分の知りたいことが書いてあるかわからないと、最初から最後まで読まなくてはなりません。
自分に当てはめて考えると、そのような冗長な記事は、きっと飛ばして違うBlogに答えを求めて移って行ってしまいますよね。結論を早めに述べて、さらに「あなたにはこんな情報もおすすめですよ」といった付加価値を与えてあげられるような内容を目指しましょう。
知りたいことが記事の最初の方でわかると、そのまま去ってしまう人がいる反面、読者も気持ちが晴れるので、余裕をもって最後まで文章を読んでくれるケースも増えます。
このような積み重ねが、Blogの滞在時間を延ばし、結果Blogの評価が上がります。アクセスも検索順位も上がっていくのは、こういった地道な改善なのですね。
テーマがズレてしまっていないか
僕もやりがちなんです「記事を書いている途中で”あれも話したい”、”この話題も盛り込みたい”」ということ。この欲望に負けて書いた記事、本当に読者のためになっていれば問題ありませんが、当初設定した記事のテーマからズレていれば問題です。
知りたいことはちょっとしか書いてなくて、余計な内容がたくさん書いてある。となると、Blogの離脱率が上がります。ちょっと読んですぐに記事を離れてしまう読者行動ですね。
このようなデータも常にGoogleはチェックしていて、あなたのBlogの評価に反映しています。
Googleのお眼鏡に叶う記事を量産しなくてはアクセスが見込めないのは、なんだかシャクですが、そもそもGoogleにこう評価される記事は読者が読みやすい・わかりやすい記事です。
「Googleのために書くのではなく、読者の方のために書く」これさえ意識すれば、自然とよい記事が書けるはずです。
自身のBlog記事を見返すときには、そんな視点をもって見てみましょう。
さいごに
記事書きは奥深いものですが、音楽と通ずるものを感じます。
それは「伝える」ということ。
文字で伝えるか、音楽(歌・演奏・メロディ・歌詞)で伝えるかの違いはあれど、目的は同じなんですね。
ミュージシャンは元来伝えることが得意なはずです。お客さんに喜んでもらおうという思いで音楽をされてますよね。その気持ちを今度は文章に乗せるだけです。
音楽には音楽の、文章には文章のテクニックがそれぞれありますので、必要なところに必要なテクニックを学んでいきましょう!当Blogでも記事書きのテクニックをどんどん紹介していきますね!