
こんにちは!
ミュージシャンが運営する音楽Blogを軌道に乗せるには「1に記事書き、2に記事書き・・・」です。
Blogにアクセスが来るまでは「本当にBlogなんて読まれるのかな?」と半信半疑だと思います。そのような不安を乗り越えるには「豊富な記事ネタ」がモノを言います。
毎回記事ネタをひねり出すのが苦しい・・・なんて状況にならないように、ネタ出しのポイントをひとつ紹介します。ズバリ「自分の棚卸(たなおろし)」です。
目次 [開く]
自分の音楽経験を棚卸する
棚卸(たなおろし)ってあまりなじみのない言葉かもしれませんね。会社勤めされている場合は、月締めや年度締めで棚卸を実施するところが多いかと思います。棚卸とは「今あるモノを実際に数えること」ですね。
ミュージシャンの音楽経験の棚卸とは
自分が音楽に関わることで経験してきたことすべてを、視覚化すること。
です^^
まずは、年表形式で自分の音楽経験を棚卸してみましょう。数多の中の整理にもなりますので、書きだすって本当に大切な作業なんですよ!
年表形式の棚卸例
例として、僕の音楽経験を年表とともに列記してみます。
198*年 物心ついたときには音楽に囲まれている(父:ギター、母:ピアノ)
198*年 毎年クリスマスに家族で音楽会を開催
1990年 初めてのギターを買ってもらう(ミニのクラシックギター)
1992年 友達とギターサークルを結成
1993年 学校の音楽会でギター演奏
以下延々と続く・・・
年表にすると忘れていた記憶がよみがえりますね。歴が長い場合は、まずは事細かく書きだす必要はありません。歴が短い場合でも、日や月に区切って書き出すことで、必ず何か得たもの・経験したものがあるはずです。根気のいる作業ですが、こういう体験歴こそ、価値と気づきがあるものですので、ひと頑張りしましょう!
この年表をもとに記事タイトルや、記事内容を決めていくキッカケにします。次項では、自分の棚卸データをいかに記事ネタにつなげるかを解説します。
自分の棚卸データから記事ネタを考えてみる
それでは、棚卸した年表データから、記事のネタを考えてみます。とりあずペルソナ等は無視して、記事タイトルを作ってみましょう。
記事タイトルのつけ方にはルールがありますので下記記事を参考にしてくださいね。
Blogの記事タイトルの付け方:トレンドは2つあり【検索・SNS】
記事タイトルの具体例
- 198*年 物心ついたときには音楽に囲まれている(父:ギター、母:ピアノ)
上記のデータを例にとります。
この体験からイメージを膨らませて「誰かの役に立つ内容が書けないか」考えます。思い出を語るだけでは日記と変わらず、読まれない記事になってしまいます。あくまでも”読者に寄り添った、役に立つ記事”であることが重要です。
僕なら、小さいころから家庭に音楽環境があった、という経験から、下記のような記事タイトルが思いつきます。
- 小さいころから音楽環境が身近にあったことの影響:今の私を形作ったもの
- 両親が音楽家の家庭だと個性的なミュージシャンに慣れる?!私の経験談
- 親が音楽家で良かったこと5つ。ミュージシャンとしての私の成長に影響大
このように、ひとつの事柄に対して3つくらいの記事がイメージできれば良いですね。あっという間に数十個の記事案が浮かぶでしょう。「自分の失敗談」などを載せて親近感を出すのもポイントが高いですよ^^
ちなみに、、、僕の両親は日曜音楽家(アマチュアミュージシャン)なので、プロの環境下で育ったわけではありません。しかし、ほとんどの音楽家庭がこういったアマチュアミューシャンであることを考えると、読まれやすい・読者に寄り添った記事が書けるかと思います。
両親がプロ!という環境でも同じように個性的な記事が書けます。自分にしかない強みですからね!
経験から書く記事はアクセスは少ない
棚卸した自分年表から拾い出せる記事ネタのほとんどは、記事にしてもアクセスは少ないでしょう。
【何を書く?】ミュージシャンのBlogはどういう記事が読まれやすい?
上記記事でも解説した通り、読まれやすい記事には特徴があります。たくさんの人が悩んでいる内容でなければ、当然検索して見に来てくれる人も少ないのですね。
しかし、「Blogを日々更新する」ということに関しては、自分の体験・経験から書ける記事は本当に貴重且つ個性です。このような記事がBlogのアクセスを下支えし、自分だけの色を出していくことにつながります。
”習慣的に更新している”というのはGoogleからも評価されますので、Blogのパワーを確立するために必須です。
棚卸データに追加できることを経験・体験していく
音楽経験はすべて発信できます。
これは考え方ですが、漫然とした気持ちで音楽活動をしていれば気付きも成長もありません。しかし、「誰かを喜ばせたい」、「自分の経験を活かしたい」という意思があれば、間違いなくそれは記事になります。
Blog記事にして発信しよう
という気持ちで、あなたの音楽活動に関わる全てのことを見るようにします。このように考えれば記事ネタに困ることはなくなります。そして、記事になるようなことを重点に経験・体験していくことも、Blogを続けるコツです。
Blog書くために音楽やってるんじゃない
Blogのネタにするために音楽をやっているんじゃない!という気持ちもどこかで感じているでしょう。しかし、そのような気持ちで音楽だけやっていて、本当にあなたの音楽は広がりましたか?自分のやりたい活動ができていますか?
わかっているはずです、発信が大切だということ。
確かに、音楽的な鍛錬や楽器のメンテナンスそっちの気でBlog、Blogと言っている状態は以上です。音楽への情熱を下げてまでBlogに入れ込むのも違うと思います。(僕は一時期それをやって失敗しました)
ただ、これまでの僕の経験で、これからのミュージシャンのセルフブランディングとして、Blog等での情報発信は正しいと確信しています。
Blogと音楽の”自分なりのバランス”を上手に取りながら取り組みたいですね。
さいごに
たとえ好きなことだとしても、Blogで発信する記事ネタはそうそうポンポン生み出せるものではありません。
「こんなこと書いても読まれないだろうな~」という頭のブレーキがかかってしまうんですね。
そんな時に利用したいのが「棚卸」という手法です。列挙してみれば、自分の音楽歴のなかで発信できる情報は山のようにあることがわかります。
アクセスは少ないかもしれませんが、同じような境遇の読者が興味をもって読んでくれる可能性はありますので、怖がらずに発信していきましょう!!本当に読まれなければ消せばいいし、記事をメンテナンスしていけばいいんですからね。
わからなければいつでも相談に乗りますよ^^