
当Blogはミュージシャンの”音楽活動の一環”として、Blogでの情報発信をアドバイスしています。
Blogを構築できるサービスは世にたくさんありますが(Ameba、はてなブログ等)、僕自身はWordPress(ワードプレス)というBlogアプリを使って成果を出してきました。
WordPressを使ったBlog構築は少し手間ですが、おすすめする大きな理由があります。
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WordPressをおすすめする5つの理由とは
WordPress(ワードプレス)、Blog運営の経験が無い方でも1度は耳にしたことがあるかもしれませんね。
日本でのBlogアプリとしてのシェアはNo.1で、よく見るWebサイトやBlogのほとんどはWordPress製と言われています。実際に、一見して構造がWordPressとわかるサイトは本当に多いです。
WordPressがなぜ選ばれているのか、そしてBlog運営においてもおすすめする理由を下記にまとめます。
カスタマイズが楽
「Blogのカスタマイズ」とは主に”見た目”に関わる部分の微調整のことです。WordPressのシェアが多いことで、この見た目の微調整の方法がネットで調べやすいのです。
海外発のWordPressですが、日本でのユーザーが多いことで、カスタマイズの情報が日本語で検索できます。カスタマイズは通常プログラミング言語、もしくはマークアップ言語と言われる、「コード」を書いて編集しますが、このコードサンプルがネット上にあふれているのです。
プログラムのことを何もわからなくても編集がしやすい環境があります。
無料のテーマ・プラグインが盛りだくさん
WordPressの見た目を変えるには、上記の「コード」を編集する方法と、テーマを入れ替える方法があります。
このテーマとはテンプレートのこと。テンプレートをごっそり入れ替えることで、Blogに特化した見た目、ホームページに特化した見た目、などと柔軟に切り替えることが可能です。
テーマには有料/無料ありますが、有料テーマの中には、SEO対策、表示速度の改善、レイアウトのカスタマイズ機能、など、Blog運営者が手を煩わせなくても良いチューンナップが施されているものが多いです。当Blogも有料テーマを使っています。
管理画面がわかりやすい
WordPressの管理画面は機能が増えるたびに複雑になってきましたが、基本的に投稿で使う機能は1部のみです。個人的には、投稿画面も、ちょっとしたカスタマイズもわかりやすいと思います。
例えば投稿画面で、文字を太くしたい(見出し設定)、文字色を変えたい、リンクを貼りたい、画像を挿入したい、といったことは、テーマを変えても基本的に同じ操作で行えます。機能の標準感がされています。
また、管理画面は日本語化されていますので、安心して使えます。
文章入力が大変なのでおすすめはしませんが、スマホからの投稿も可能です。
ノウハウが枯れている
”枯れている”というのは、「こうやったら最適だよ」といったノウハウが固まってきているという意味です。
WordPressはもう15年以上の歴史があり、アップデートは頻繁に繰り返していますが、カスタマイズや操作のノウハウは真新しいものはありません。ネットでちょっと調べれば思い通りの変更方法が見つかるところも、シェアNo1アプリの良いところです。
僕自身も、ネットの情報に何度助けられたことか。
スマホ特化しやすい
今Blogへのアクセス数はスマホユーザーがPCユーザーを完全に上回っています。僕の運営するchord for meも、アクセスの7割がスマホユーザーです。
通常、スマホユーザーとPCユーザーにはレイアウトを分けて考える必要があったのですが、WordPressのテーマのほとんどが、両対応になっています。
何も特別なことをしなくても、PCにもスマホにもいい感じの表示になるよう自動で設定してくれます。スマホ/PC両対応の表示は”レスポンシブ・デザイン”と呼ばれます。
Blogを収益化しやすい
Blog始めてみたい!というミュージシャンには一番気になるところかと思います。
WordPressを使ったBlogは収益化のための「広告」を貼りやすい、というメリットがあります。
たとえば、
記事の最初の見出しの下に一つ広告を貼り付けて、記事の最後にも広告を貼り付けてといったことを毎回しなくても、自動で挿入できるテーマやプラグインが揃っています。このようなカスタマイズはできるだけ手をかけたくないですよね。不要な努力は省けるところが、WordPressの大きなメリットのひとつです。
WordPressにはデメリットもある
覚えればメリットだらけに見えるWordPressですが、多機能ゆえのデメリットもあります。このデメリットを認識しておかないと「こんなはずでは・・・」となり、Blogの環境構築の時点でつまづいてしまいます。
デメリットを理解し、それを補って余りあるメリットが感じられればWordPressでのBlog運営を本格的に検討しましょう。
構築の手間がかかる
「独自ドメインの設定、セキュリティ設定、ヘッダー、ファビコン、メニューなどなど」。WordPress導入時の初期設定はやることが山盛りです。PC操作に慣れていなかったり、Webアプリというものに不慣れだと、この作業だけで頭が痛くなります。
僕はWordPressサイトを8つほど運営していますが、どんなになれてもWordPressの初期設定だけで半日はかかります。ノウハウは溜まっているので迷うことはないのですが、ひとつひとつの細かい設定が「かなり手間」であることは否めません。
そんな面倒な初期設定のお手伝いもしたいと思い、このBlogを運営しています。これからできるだけ細かく解説(もしくは開設サイトの紹介)をし、Blogの1記事目の投稿までを迷わずにエスコートできれば、と考えています。
セキュリティ的な不安
WordPress自体は”オープンソース”と言われる、ネット上で動く無料のソフトウェアです。このオープンソースというソフトウェアの形態は「開発に誰でも参加できる」という利点があると同時に、セキュリティ的に脆くなります。
ソフトの中身がオープンにされているため、脆弱性を悪用される心配があるんですね。
たとえば、WordPressへのログインパスワードを強固なものにしても、WordPress自体の脆弱性を突かれてしまえば、内容が改ざんされたりするケースが考えられます。
このような悪意あるアクセスを防ぐために、日々WordPress本体のアップデートが行われています。人気アプリゆえの不安といったところですね。セキュリティに関しては、個人で設定できる項目もありますので、都度説明していきます。
ちなみに、セキュリティが心配でWordPressを使えない!という場合は、WordPress以外のBlogアプリを使ったり、自分で構築したり、、、といった方法がありますが、どれも情報が少なく高難度です。
WordPressのセキュリティと運用のしやすさはトレードオフとなってしまっています。個人的には一番の懸念点です。
速度面の不安
WordPressで構築するWebサイトやBlogは「表示が遅い」と言われてきました。
これはWordPressを開発している「php」という言語的な限界と言われています。しかし、WordPressテーマに適正なチューニングを施し、投稿に重い画像を使わない、などの工夫を凝らせば、スマホユーザーでもストレスなく表示できる仕組みもできてきました。
極力プラグインの追加インストールを避け、スマホ表示を基準に記事を構築していけば、「表示が遅すぎて記事を開く前にページを閉じられた」という最悪のケースも防げるでしょう。
その辺のアドバイスも今後増やしていきたいと思います。
さいごに
僕は仕事でWebサイトを1から構築するような業務もあるのですが、手作りでWebサイトを作ってみると、本当にWordPressの優秀さが身に沁みます。
Blogで発信するときのゴールは「しっかり記事を困っている人に届け、課題を解決すること」。キメキメのオリジナルデザインで、他のBlogとの差を演出するのが目的ではありません。
初期設定にひと手間かかるWordPressですが、動き出してしまえば記事書きに集中し、収益化もしやすいためおすすめしています。
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